とうとう幼保特例制度の延長が決定されました~!!!
(2024年度末まで、5年間の延長の予定です)
情報元はこちらの『教育新聞』のサイトです。
また、内閣府子ども・子育て本部から出されているPDFファイルには、
幼保特例制度の期間延長と共に、あわせて実施される交付金や補助金制度についてなどの詳細ものっています。
保育士資格や幼稚園教諭免許を持っている人の数や、全体でどのくらいの人が両方の資格を有し、保育教諭になっているのか、ということもわかります。一見の価値がありますよ。
簡単に今回の決定事項をまとめると、こんな感じです。
(個人として幼保特例制度に挑戦しようと思っているみなさんに関係のある部分です)
①幼保特例制度は2024年度末まで5年間延長される
②認定こども園に対して補助金が出る
内容について少しだけ、解説しますね。
*保護者支援・対応の本をまとめた記事ができました。
全9冊をランキング形式で紹介しているので、保護者対応でお悩みの方はぜひご覧ください。
学習スタートのデッドラインは2024年4月
2024年4月までにどこかの大学に入学して、幼保特例制度の勉強を始めればOK。
そうすれば、ぎりぎり幼稚園教諭の免許が取れると思います。(これは通信で勉強をしたい場合です)
詳しい理由はこちらの記事にまとめてありますが、簡単に言えば、試験合格までには最短6カ月、幼稚園教諭免許を取得するまでには2カ月ほどかかるからです。
加えて、1月以降は、幼稚園教諭免許を発行してくれる教育委員会の受付停止期間もあるからです。
教育委員会への申請はけっこう手間です。
わざわざ電車にのって行ったのに、書類が足らなくて出なおした・・、ということも起こりえます。しっかりと事前準備が必要です。
こちらの記事でまとめていますので、よろしければどうぞ。
幼保特例に補助金がでる??
内閣府子ども・子育て本部のPDFを見てみると、なにやら補助金のことが書いてあります。
【保育教諭確保のための幼稚園教諭免許状取得支援】
①保育士資格を有する者が幼稚園教諭免許状を取得するために要した養成大学の受講料等、免許状更新講習の受講料
②免許状を有する者が保育士資格を取得する際の幼稚園教諭の代替に伴う雇上費の補助
実施主体:都道府県・政令指定都市・中核市
補助率:1/2
所管:文部科学省
内閣府子ども・子育て本部PDF
「幼稚園教諭免許状・保育士資格の併有促進のための支援策について 」
より一部抜粋
これだけ見ると、2020年4月以降に幼保特例制度で保育士資格や幼稚園教諭免許を取得した人には、かかった費用の半分が補助されるのではないかと思いますよね。
しかし、これは個人への補助金ではなく、認定こども園などの施設への補助金だそうです。
といっても、みなさんがもし認定こども園でお仕事をされているならば、その恩恵を受けることができるかもしれません。
具体的な内容は今の段階ではわかりませんが、可能性は高そうです。
認定こども園に所属されている方は、2020年4月くらいまで待ってみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
多くの方が待っていた、幼保特例制度の延長が決定しましたね!
資格取得にかかる費用や時間がぐっと免除されている“特例制度”。
2度とないであろうこのチャンス!逃すのはもったいないと思います。
保育士資格と幼稚園教諭免許を取得し、これからの時代を支える“保育教諭”になりましょう!
幼保特例制度のお役立ち情報まとめ
【なんだかよくわからない】幼保特例制度の簡単まとめ(解説記事はこちら)
【ここからが大変!】試験に合格したらやること(解説記事はこちら)
【もう始まっています】2020年度の幼保特例の通信制大学まとめ(解説記事はこちら)
【そんなの知らなかった…】教員免許が失効していると幼稚園教諭免許を取得しても失効になる話(解説記事はこちら)