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【集まりのコツ】保育の集まりはいつどうやってやるの?|保育のスキル

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子どもが何かを発見している

HaiRobe / Pixabay

幼稚園や保育園の幼児クラスでは、毎日のようにやっている“集まり”。

そんな“集まり”について、基本的なことをまとめた記事もこれで4つ目です。

いつどうやって集まりをやっているか、子どもたちをどうやって集中させるのかなどをお伝えします。

 

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かもねぎ
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集まりはいつ、どのくらいの時間やるのか?

時間

答え

① 活動の前や生活の区切りの時間に行う

② 5分~20分ほど

 

いつ集まりをやるのか

午前・お昼・午後のそれぞれに集まりをする機会があります。

一覧にすると、以下のようでしょうか。

【午前】 室内あそび→片づけ→排泄→集まり→戸外あそび

 

【お昼】 昼食→排泄→集まり→午睡

 

【午後】 戸外あそび(室内あそび)→着替え→排泄→集まり→当番保育(遅番)

その日の活動やねらいによって、どの時間にどのくらいの集まりをするか考えます。

私は、“興奮する子どもたちの気持ちを切り替える”ことや、“見通しを持って主体的に生活する”ために、ほとんどの場面で集まりをしています。

 

時には、遊ぶ時間の確保のため、朝の集まりをしないで遊び続けることもしますが、その場合も、事前に以下のようなことを子どもたちに伝えています。

“今、何をするのか”

“いつ、次の行動に移るのか”

“その後、どうなるのか”

子どもたちが自分で考え、判断できる情報をわかりやすく伝えることを大切にしています。

 

どのくらいの時間集まりをやるのか

決まった答えはありませんが、その日や週の活動、子どもの年齢やその日の状態などによって、臨機応変に行います。

 

ただ、子どもの集中時間は限られているので、5分~20分ほどでしょうか。

子どもたちが楽しく、集中して参加できる範囲が望ましいですね。

 

集まりは3・4・5歳児クラスでどう変えるのか?

年齢の違い

答え

① “子どもの発達・クラスの様子”に合わせて変える

② 集まりの“時間・内容・子どもの役割”を変える

改めて言うこともないでしょうが、3歳児クラスだからこれ、4歳児クラスだからこれ、というようにカッチリとした答えがあるわけではありません。

あえて言うならば、みなさんの目の前の子どもたちが受け取れる内容が正解、といったところでしょうか。

 

集まりの“時間・内容・子どもの役割”を変える

それを大前提としたうえで、“子どもの発達やクラスの様子に応じて、集まりの時間・内容・子どもの役割を変える”ということをかんたんにまとめます。

 

① 時間を変える(短い → 長い)

・クラスの子どもたちの集中時間に応じて、5分~20分くらいの集まりにする

 

② 内容を変える(あそび → 活動)

・クラスみんなが楽しめる“あそび”から始める

・“あそび”を通して【聞く・見る・話す・考える】を経験できるようにする

・“お知らせ”や“話し合い”などを通して【聞く・見る・話す・考える】を経験できるようにする

 

③ 子どもの役割を変える(観客 → 参加者 → 主催者)

・最初は“あそび”を中心にして、【見る・聞く】を楽しめるようにする

・【見る・聞く・話す・考える】ことなどを行い、部分的に参加できるようにする

・【見る・聞く・話す・考える】ことなどを通して、子どもたちが活動をつくりだせるようにする

大きな流れとしては上記のようでしょうか。

あそびから始めて、基本の力をつけられるようにする。

保育者のリードから始めて、徐々に子どもの力で進められるようにする。

そこがポイントであり、むずかしいところでもあります。

 

大事なことは、毎日の積み重ねであり、少しずつ“集まり”を広げていくことだと思います。

 

集まりってむずかしいんだけど・・どうしたらいいのか?

子どもが集中している

答え

“集まり”のポイントは、子どもをいかに集中させられるか

幼児クラスの集まりは、10人、20人以上の子どもを一斉に集中させて、しかも、その集中を一定の時間続かせることが必要です。

そうかんたんなことではないですよね。

 

では、どうしたらいいのでしょうか?

子どもの集中が続かない理由とその対策を考えましょう。

 

子どもの集中が続かない理由と対策

理由① 保育者の話が長い

・「〜して、〜して、それで〜して」などと文章を長くしない

・話を短く区切り、1つの文章で伝えることは1つにする

・必要なことだけを話し、不必要な言葉は削る

・事前に話のポイントをまとめる

・箇条書きのメモをつくって見ながらやる

・話の最初に「大事なことを2つ話すよ」などと予告して、子どもが聞きやすい環境をつくる

 

理由② 保育者の話にあきてしまう

・子どもにとってわかりやすい、かんたんな言葉で話す

・保育者がずっと話していると、子どもは“聞く”だけになってあきる

・保育者がずっと話すにしても、“小声を使う”“緩急をつける”“間を開ける”というように、話に変化をつけて、子どもの集中をひく

・子どもが“聞く”だけでなく、“見る”“話す”“体を動かす”“考える”などもできるような内容にする

・絵や音、人形、身振り手振り、表情、など、言葉以外のものもつかって伝える

 

理由③ そもそも始めから集中していない

・まずは手あそびやパネルシアターなど子どもにとって楽しいあそびから始めて、“集中すること”を練習する

・たっぷりと遊んで満足感を持ってから集まりを行う

・汗がにじむくらい体をたくさん動かしてから集まりを行う

保育者がただ話すだけでは集まりはむずかしいですよね。

 

伝えたいことをまとめておき、言葉を選んで必要なことだけ話す。

話のテンポやリズムを変えたり、言葉以外もうまくつかうことで、子どもたちの興味関心をひいて、集中させていくことがポイントでしょうか。

 

ただ、わかったからといってすぐにできるわけではないのが保育。

なんといっても子どもたちの姿はそれぞれですし、保育はまさにライブですものね。

 

私たちにできるのは、問題を整理して、やるべきことを頭に入れること。

そして、失敗しながらも繰り返しチャレンジすることだと思います。

そうすることで初めて、みなさんがご自分のやり方をつかめるのではないでしょうか。

 

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かもねぎ
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