【10ステップで解説】失敗しない保育園の保護者会・懇談会の進め方

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かもねぎ

こんなお悩みを解決します。

この記事では、保育園の保護者会・懇談会を成功させるための方法を、10ステップに分けて具体的に解説しています。

16年保育士をやってきて、50回近く保護者会をやってきたコツをまとめています。

この記事を書いた人
  • 保育歴16年の保育士
  • 0歳から5歳まですべて経験
  • 1人担任が多いので、保護者会の経験も豊富
かもねぎ
この記事を書いた人
  • 保育歴16年の保育士
  • 0歳から5歳まですべて経験
  • 1人担任が多いので、保護者会の経験も豊富
かもねぎ

記事の全体像はこんな感じです。

■記事の前半
  • 保護者会や懇談会のねらい
  • 年間スケジュールに応じた保護者会の内容
  • 事前に準備すること
  • 子どもの発達や行事、園からのお願いの伝え方
■記事の後半
  • スムーズな進行
  • アイスブレイクやグループワークの事例
  • よくある保護者からの質問と回答事例
  • 困った場面への対処法
  • 保護者会後のフォローアップ
かもねぎ

この記事だけですべてがわかるように、がっつりまとめています。

「保護者会って何をやったらいいかわからない」「自信をもって懇談会の準備をしたい」と思っている保育士さんや幼稚園の先生はぜひご覧ください。


保育の現場で、笑顔の裏に隠した
涙はありませんか?

かもねぎ

私も経験しました。子どもたちには「仲良く」と言うのに、大人同士では…。

でも、あるきっかけで環境を変えてみたら、驚くほど世界が変わりました。

「こんなに楽しく保育ができるんだ!」そう感じる毎日があなたを待っています。

かもねぎ

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目次

ステップ①:保育園の保護者会・懇談会の3つの目的

ここでは、保護者会・懇談会の目的を以下の3つでまとめています。

  • 保育園や担任との信頼関係をつくる
  • 子どもの成長や発達を共有する
  • 保護者同士の関係を広げる
かもねぎ

これらを押さえておけば、きっと保護者会や懇談会の意義がもっとわかるはずです!

1.保育園や担任との信頼関係をつくる

保護者のみなさんは、私たち保育士や保育園のことをかなり注意深く見ています。大切なお子さんを預けるわけですから、信用できるか知りたいのは当然ですよね。

かもねぎ

だから、保護者に信頼される保護者会にするのが最大の目的です。

保育内容や子どもたちの様子を伝えるのはもちろん大事ですが、それ以上に大切になるのが、担任としての私たちの姿勢なんです。

例えばこんなところを見られています。

  • 話し方は丁寧か?
  • 表情は明るくて優しそうか?
  • 子どもたちの姿を楽しそうに話してくれるか?
  • 保護者からの質問にしっかりと答えられるか?

これらのポイントを意識して、「この先生なら安心して子どもを任せられる!」と思ってもらえれば、1年間のコミュニケーションがぐっとスムーズになります。

かもねぎ

慣れないうちは緊張するかもしれませんが、子どもたちへの愛情と保育への情熱を素直に伝えれば、きっと保護者のみなさんに伝わるはずです。

2.子どもの成長や発達を共有する

保護者会では「子どもたちの今の姿」と「これからの成長」をわかりやすく伝えることが大切です。

  • 今、子どもたちは何を楽しんでいるのか?
  • 友だちとの関係はどうか?
  • これからどんなことを経験して成長するのか?
  • 保護者としてどんな関わりをすればいいのか?

多くの保護者は、子どもの発達の流れをイメージするのが難しいんです。

かもねぎ

だから、保育のプロである私たちが、具体的に伝えることが大切です。

集団生活での子どもたちの様子や、年齢ごとの特徴、これからの見通し、そして家でどう関わればいいかなども説明しましょう。

かもねぎ

子どもの姿や成長を伝えて、保護者と一緒になって喜び合えるのってステキですよね!

3.保護者同士の関係を広げる

保護者会や懇談会では、私たち保育士からの話だけじゃなくて、保護者同士が話せる時間を作るのも大切です。

かもねぎ

同じクラスの保護者が仲良くなって情報交換できる関係になれば、みんなで協力して子育てできるようになるからです。

保護者さん同士の関係が良くなると、

  • 子ども同士の関係も良くなる
  • 子ども同士のトラブルもお互いに理解しやすい
  • 子どもたちの園外での遊び相手が増える
  • 親も子も社会性が広がる

ということが期待できます。

かもねぎ

保護者会や懇談会に「保護者同士の関係が広がるような工夫」を入れられると、保護者の満足感もすっとアップしますよ!

ステップ②:年間スケジュールと保護者会・懇談会の内容

保護者会や懇談会は年間を通して何回か行いますが、それぞれの時期によって、伝えたい内容も変わってくるんです。

かもねぎ

ここでは、時期ごとの保護者会・懇談会の内容をまとめてみました!

【春】入園・進級時

春の保護者会は子どもだけでなく、保護者にとってもワクワクドキドキの時期です。

かもねぎ

保護者が「1年間の見通し」をイメージできるように伝えましょう。

  • 新年度の保育方針の説明
  • クラス担任の紹介
  • 1日の流れや持ち物の説明
  • 年間行事予定の共有

そして、内容以上に大切なのが「居心地の良い雰囲気づくり」です。

新入園の保護者はもちろんのこと、保護者の集まりが得意でないお母さんもいれば、男性が少なくて落ち着かないお父さんもいます。

だからこそ、私たち保育士は笑顔で、優しく、そして丁寧に説明していくことが大切なんです。

かもねぎ

「大丈夫ですよ」という気持ちを込めて、保育園での楽しい生活をイメージしてもらえるように話せるといいですね。

【夏・秋】年度の中頃

夏から秋にかけては、子どもたちの成長がぐんぐん見えるころです。この時期に保護者同士が話せるように、懇談会をやる園も多いと思います。

その中で、私たち保育士からも大切な情報を伝えていきましょう。

  • 子どもたちのかわいい姿や、成長した点をたくさん報告
  • 夏の水遊びやプール、秋の運動会や芋ほりなど、楽しい行事の説明
  • これからの保育内容について、わくわくするような話
かもねぎ

春に説明した保育方針が、実際の保育でどう活かされているのか、具体的に伝えるチャンスです。

「こんな遊びをしたら、◯◯ちゃんがこんなことできるようになったんですよ!」などと、子どもの姿が目に浮かぶようなエピソードを交えて話すのがポイント。

かもねぎ

子どもたちの日々の姿を楽しそうに、でも専門的な視点も忘れずに伝えていけば、保護者との信頼関係もグッと深まりますよ!

【冬】年度末

年度末の保護者会は、子どもたちの成長を振り返って新しいステージに向けて準備する、そんな大事な時期になります。

かもねぎ

保護者同士の懇談もあるかもしれませんが、園から伝えるのはこんな感じでしょうか。

  • 1年間の成長のまとめ
  • 子どもの成長を支えてくれた保護者への感謝を伝える
  • 進級や卒園に向けての準備

子どもの姿や成長、進級・就学についてはもちろん伝えますが、大切なのは、保護者さんへの感謝の気持ちをしっかり伝えること!

毎日お仕事に家事に育児にと、本当に大変なんですよね。

かもねぎ

もしかしたら、「私、ぜんぜんダメだった…」と落ち込んでいる保護者もいるかもです。

でも、みんなそれぞれの方法で頑張ってますよね。そのことに気づいてもらえるような声かけや、みんなで話し合うグループワークができたら最高です!

かもねぎ

参加してくれたみなさんが笑顔で1年間を振り返れるような、そんなステキな保護者会にしたいですね!

ステップ③:失敗しない保護者会の事前準備4つ

保護者会や懇談会を成功させるには、準備が大切!

かもねぎ

ここでは、失敗しない保護者会のための4つの事前準備について詳しく解説します。

わかりやすい資料づくり

いい資料を作れば保護者のみなさんの理解も深まるし、会の進行もスムーズになります。

こんなポイントを押さえてみましょう。

  • 長い文章は避けて、なるべくシンプルにする。
  • 保育園での様子が伝わる写真をたくさん使う。
  • 保護者がメモを取れるスペースも忘れずに。
  • 子どもの発達の説明などは、わかりやすい本を印刷して使うのもアリ。(出典は忘れずに!)

資料には大切なことをたくさん詰め込みたくなりますが、キーワードを中心にシンプルに書くのもおすすめです。

かもねぎ

特に、子どもの発達など、保護者にとって難しい部分はシンプルにしましょう!

文字がたくさんの資料より、担任が口頭で伝えるほうがわかりやすいからです。

かもねぎ

キーワードをもとに、子どもたちの姿と合わせて話すことで、保護者に伝わりやすくなりますよ。

参加率を上げるお知らせ

掲示を出していても保護者の中には「保護者会があるのを忘れてた」「気づかなかった」という方もいるものです。

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保護者の参加率を上げる方法ために、こんな工夫も大切です。

  • 1ヶ月半前くらいからお知らせと出欠確認スタート。
  • 出欠の返事が遅い方には、個別に声かけするのも効果的。
  • 2週間前からは、連絡表や掲示板でしっかり情報発信。
  • 送迎時に必ず目にする場所に、目立つお知らせを出す。

ポイントは忘れないように繰り返し、いろいろな方法で伝えること。

かもねぎ

忙しい保護者の目に留まるように、あの手この手で発信していきましょう!

安心できる会場をつくる

会場づくりって、実は保護者会の雰囲気を左右する大切なポイントなんです。

まずは基本的なことをピックアップします。

  • 担任の顔がどの席からも見えるような工夫。
  • プロジェクターやマイクの調子は必ずチェック!動作確認を忘れずに。
  • 室温や明るさも大切。快適な環境づくりを心がけましょう。
  • 受付や資料配布の場所はわかりやすくし、スムーズに入場できるようにする。
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さらに、参加する保護者が心地よく過ごせるようなポイントがこちらです。

  • 保護者会が始まる前にゆったりした音楽を流すと、参加者みんながリラックスできますよ。
  • 保護者同士の懇談がある場合、子どもの性別やきょうだいの有無や年齢などの組み合わせを考えて、席を指定するのも 1つのやり方。
  • 妊婦さんには座布団を用意するのも良いアイデア。床に座れる選択肢があると安心です。
  • 「保護者会は3歳児クラスです」といった貼り紙を園の入り口などに貼ると、場所がわからない人への親切な案内になります。

こういった細かな配慮が、保護者の皆さんに「大切にされている」と感じてもらえるポイントになるんです。

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「来てよかったな」と思ってもらえる雰囲気づくりを心がけましょう!

職員間で役割分担を確認する

事前に役割を決めておくと、何が起きてもあわてずに対応できるので安心ですよね!

事前にこんなことを確認しましょう。

  • 司会、記録、受付など、具体的な役割を決めておこう。
  • よくある質問には誰が答えるか、事前に決めておく。
  • タイムキーパー役も忘れずに!予定通りに進行できるよう、時間をしっかり管理しましょう。
  • 事前ミーティングは超大切!全員が内容を理解して、同じ認識を持つことが大事です。
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先生たちの役割がはっきりして落ち着いて対応すると、保護者のみなさんの信頼もグッと高まりますよ。

チームワークを大切に、ステキな保護者会にしたいですね。

ステップ④:子どもの姿や成長、年齢ごとの発達の伝え方

保護者会や懇談会で1番大切なのは、子どもたちの姿や成長を伝えることですよね。

保護者のみなさんに「うちの子、こんなに成長したんだ!」と実感してもらって、家でのかかわり方のヒントも提供できたら最高です。

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では、効果的な伝え方のコツを見ていきましょう!

子どもの姿と成長の報告

子どもたちの具体的な姿や成長を伝えると、保護者の皆さんも園での様子をイメージしやすくなります。

  • 子どもの姿だけでなく、考えや思いが伝わるエピソードを用意する。
  • 写真やビデオを使って、視覚的にも伝えよう 。
  • 友だちとの言葉のやりとりをそのまま伝える。
  • 子どもが今ぶつかっている課題も率直に伝えましょう。
かもねぎ

子どもたちの言葉やエピソードを日頃からメモしていると強いですね!

日々の保育の中で毎回メモするのは簡単ではありませんが、これができていると保護者の心をぐっとつかめる保育士になれちゃいます。

年齢ごとの発達はわかりやすく

子どもの発達について説明すると、保護者のみなさんから「そうか!だからうちの子、最近ヤダヤダ言うようになったのね」なんて声が聞こえてくるかもしれません。

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発達の特徴を知ることで、子どもの行動の意味がわかりやすくなるんですね。

発達をわかりやすく伝えるコツをまとめてみました!

  • 年齢ごとの成長の様子を、身近な例を使って説明しよう。
  • 発達には段階と順序があることを、図やイラストなどでわかりやすく示す。
  • イヤイヤ期や噛みつきも、実は大切な成長のステップであることを伝える。
  • 「家でできるサポート」も具体的に提案しよう 。
  • 発達に関する質問タイムも設けましょう。
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そして、忘れないでほしいのは「発達には個人差がある」ということ。

他の子やネットの情報と比べるのではなく、毎日の生活の中で、お子さんの小さな成長を見つける楽しさを伝えていきましょう。

伝えたいことが保護者に届く3つの伝え方

情報をうまく伝えるには、ちょっとしたコツがあるんです。

1.視覚的な情報をつかう

  • 子どもたちの活動写真をもとに解説する。
  • 難しいことは図解やイラストで伝えよう。
  • 子どもの作品や製作、使っているものを見せる。

保護者のみなさんが来てくれているので、話すだけでなく、伝えたいことを目で見てわかるように工夫しましょう。

かもねぎ

ふだん遊んでいる玩具を見せて話すだけでも、保護者の満足感がぐーんと高まりますよ!

2.エピソードを交えて伝える

  • 子どもの言葉をそのまま伝える。
  • 友だちとのやりとりはすべてエピソード(物語)になる。
  • 一連の流れだけでなく、子どもの気持ちや表情も伝えよう。

わたしたちにとっては日常でも、保護者にとっては子どもたちのやりとりすべてが宝物なんです。

かもねぎ

写真や動画を見せながら、子どもの成長が伝わるエピソードを話せたら、最高の保護者会になります!

3.参加型の説明を取り入れる

  • 子どもの遊びを実際に体験する。
  • 給食を試食する。
  • 4-5人のグループで、子育ての悩みや工夫を共有。

ずっと話を聞くのって、実はけっこう大変ですよね。

かもねぎ

保護者も同じなので、身体を動かしたり、保護者が話す場面つくって、実体験で大切なことを学べる工夫も必要ですね。


これらの工夫を組み合わせると、きっと保護者の皆さんの心に響く保護者会になりますよ。子どもたちの成長を一緒に喜び合える、そんな素敵な時間にしていきましょう!

ステップ⑤:行事やお願いの伝え方

保護者会や懇談会では、行事や保育園からのお願いの伝え方も重要なポイントです。

かもねぎ

どうすれば保護者のみなさんにわかりやすく、しっかりと情報を届けられるのか、一緒に見ていきましょう!

年間行事予定の説明方法

年間行事予定って、保護者のみなさんにとってすごく大切な情報ですよね。

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でも、ただ羅列して伝えるだけじゃ、なかなか頭に入りにくいんです。

そこで、こんな工夫をしてみましょう。

  • 季節ごとにまとめて説明する
  • 行事の目的や子どもたちの成長とのつながりを伝える
  • 写真や動画を使って、昨年の様子を紹介する
  • 保護者の協力が必要な行事は特に丁寧に説明する

こうすることで、保護者のみなさんも行事のイメージがしやすくなりますよ。

保育園からのお願いの効果的な伝達方法

子どもたちの安全を守り、スムーズな生活を送るために、保育園からいくつものお願いをお知らせする場面があります。

かもねぎ

でも、保護者会ではいろんな情報を伝えるので、大切なお願いが他の情報に埋もれてしまうことも…。

特に、

  • 持ち物への記名
  • 持ち物のサイズ(布団カバーの大きさなど)
  • 爪の長さをこまめにチェックすること
  • 登園時間のお願い
  • 安全な服装について

などを伝えても、なかなか守ってもらえないことがあります。

かもねぎ

こんなとき、やっぱり “見える化” が効果的です!

  • 実物で大きさや記名の位置を見せる
  • 「爪を切ったほうが良い長さ」がわかる写真を用意する
  • 朝の活動のスケジュール時間軸で見せる
  • 危険な衣類を見せつつ、危険につながる事例を紹介する

保護者に実際に見て、触れて、イメージしてもらうことで、お願いの大切さがグッと伝わりやすくなりますよ。

かもねぎ

また、保護者会だけでなく、日頃から繰り返し伝えることも忘れずに。大切なことは何度でも!

ステップ⑥:保護者会・懇談会の進行の3つのコツ

さあ、いよいよ大切な後半です!

かもねぎ

保護者会や懇談会をスムーズに進めるコツをお伝えします。

進行表をつくって時間配分を決める

時間配分って、みんな悩むところですよね。

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大事なところだからと一生懸命話していたら、時間がオーバーしていたなんてことも…。

だから、

  • 事前に進行表をつくって、各パートの時間配分を決める
  • 余裕を持った時間配分を心がける
  • 話す内容に優先順位をつける
  • タイムキーパーを決めておく

などの工夫をすれば、スムーズな進行がしやすくなりますね。

かもねぎ

時間の管理ができていないと、大切な内容が伝えられなかったり、保護者のみなさんを待たせてしまうこともあるので、しっかりコントロールしていきましょう。

わかりやすい説明と話し方のテクニック

保育の専門用語って、私たちには当たり前でも、保護者のみなさんにはわかりにくいかもしれません。

だから、

  • 専門用語は噛み砕いて説明する
  • 具体例を交えて話す
  • ゆっくり、はっきりと話す
  • 適度に間を取りながら話す

というひと工夫が、相手に伝わるコツになります。

かもねぎ

「今年の保育のねらいは3つあります。1つ目は〜…」などと、これから話す内容を数字で伝えるのも効果的です!

話すことに夢中になって、つい伝え方のコツを忘れちゃうこともあるかもしれません。でも大丈夫!

「あ〜、失敗した!」という経験を繰り返すと、少しずつできるようになります。

保護者が参加できるパートをつくる

一方的な説明だけじゃなく、保護者のみなさんが話したり聞いたりする機会を取り入れると、より充実した会になります。

かもねぎ

保護者のみなさんは普段忙しいので、こういう機会こそ思いを聞かせてもらうチャンスなんです。

例えば、

  • 質問タイムを設ける
  • グループディスカッションの時間を作る
  • 保護者の体験談を聞く機会を設ける
  • アンケートを実施する

こんな工夫をすれば、保護者のみなさんも「思っていたことを話せた」「ほかのおうちのやり方をマネしてみよう」などと、満足感が高まります。

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保護者会や懇談会の準備は大変ですが、日頃からがんばっている保護者の思いを直接聞ける貴重な機会。きっと新しい発見があるはずです!

ステップ⑦:アイスブレイク&グループワーク事例

保護者会や懇談会を楽しくて実りあるものにするには、どうしたらいいでしょうか。

かもねぎ

実は、アイスブレイクやグループワークを取り入れるのがおすすめなんです。

保育士さん

アイスブレイクやグループワークって、具体的にはどんなものなのでしょうか。

かもねぎ

簡単にまとめるとこんな感じです!

  • アイスブレイク: 会の始めに行う、場の雰囲気を和らげるミニゲームのようなもの。
  • グループワーク: 3〜4人の小グループで行う、意見交換や共同作業。

この2つを保護者会や懇談会でやれば、みんながリラックスして参加できる雰囲気がつくれたり、保護者の満足感を高めることができるんです。

かもねぎ

どんなふうにアイスブレイクやグループワークを進めていけばいいのか、一緒に見ていきましょう。

やわらかい雰囲気をつくるアイスブレイク

保護者会は、保育士だけでなく保護者も緊張する場所です。特に会がスタートしたときは緊張感が高いので、担任としても話しにくい雰囲気に…。

かもねぎ

そんな時こそアイスブレイクの出番です!

自己紹介と一緒に、こんなことも話してもらいましょう。

  • マイブーム:保護者が今ハマっていることを紹介してもらう。
  • リラックス方法:保護者のリラックス方法を教えてもらう。
  • 「実は◯◯なんです」自己紹介:自己紹介に「実は」をつけて話してもらう。

「実は◯◯なんです」自己紹介はおもしろいエピソードが出やすくなります。

誰でも参加しやすく、自分や子どものことを話せるものを選ぶのがポイントです。

かもねぎ

これで、みんなリラックスして話を聞けるようになりますよ。


アイスブレイクをさらに知りたい方はこちらをどうぞ。

保護者同士の交流を深めるグループワーク

次は、3〜4人の小グループでの交流タイムです。テーマを1つ設定し、15分〜20分程度、グループで話し合ってもらいます。

かもねぎ

グループワーク終了後は、全体の前で発表してもらいましょう。発表があると、話し合いに真剣に取り組んでもらいやすくなりますよ。

テーマの事例はこちらです。

  • 子どもの年齢に応じた悩み:イヤイヤ期、好き嫌い、きょうだいケンカ、お手伝いなど。
  • 我が家の食育アイデア交換会:子どもの好き嫌いへの対応や、楽しく食べる工夫を共有。
  • 私の子育てビフォーアフター:子育て前と後で変わった自分の価値観や習慣について話し合う。
  • 未来の自分への手紙:5年後の自分へ手紙を書き、互いの夢や目標を共有する。
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話し合うテーマは担任が設定するだけでなく、事前アンケートで保護者の皆さんに話したいことを聞いておくのもおすすめです!

そして、大切なのは否定せずに聞くこと。 グループワークを始める前に、担任からやり方を説明するときに伝えたいことです。

かもねぎ

普段言えないことが話せたり、ほかの家庭の工夫を聞ける良い機会にしたいですね!


グループワークやトークテーマについて、さらに知りたい方はこちらをどうぞ。

アイスブレイクやグループワークの進め方のコツ

アイスブレイクやグループワークはやってみれば楽しいんですけど、中には人前で話すのが苦手な保護者もいますよね。

かもねぎ

だから、みんなが安心して参加できるように、ちょっとした工夫が必要なんです。

  • 大切なルール(否定しない、外では話さない)の伝達
  • 適切な時間配分
  • わかりやすい説明(例も示す)
  • 明るい雰囲気づくり
  • 参加しづらそうな人への さりげないサポート
  • 必要に応じて担任も会話に参加

そして、説明した後には必ず質問を受け付けて、「よくわからない」という人がいないか確認しましょう。

かもねぎ

みんなが安心して参加できるようにするのが大切ですね。

ステップ⑧:保護者会・懇談会でよくある質問と回答例

保護者会や懇談会では保護者のみなさんからいろんな質問が飛び出してきます。

かもねぎ

「えっ、どう答えよう?」なんてことにならないように、よくある質問はしっかり押さえておきましょう。

これから「よくある質問」に対する「答えの例」をお伝えしますが、あくまで「例」です。

答え方の参考にしてもらえると嬉しいです!

子どもの姿や発達に関する質問

【質問】トイレトレーニングの適切な時期や方法を教えてほしい

トイレトレーニングの適切な時期は、お子さんによって本当に違うんです。

かもねぎ

膀胱におしっこを十分に貯められるようになる時期が、子どもによって異なるからなんですね。

保育園では一人ひとりの排尿感覚をよく見ながら、『◯◯ちゃん、そろそろかな』というタイミングを見計らって、個別に声をかけていきます。ご家庭とも連携しながら進めていきますのでご安心ください。

【質問】指しゃぶりをやめさせたいのですが、良い方法はありますか?

例えば、指を使った遊びを一緒にするのがおすすめです。そうすると、指しゃぶりに意識が向かなくなるんですね。

それから、規則正しい生活リズムを作ったり、スキンシップを意識的に増やしたりして、お子さんが安心できる環境を作るのも効果があります。

かもねぎ

あとは、寝る前の絵本の読み聞かせも良いですよ。指しゃぶりの代わりにリラックスする時間になるんです。

これらの方法を組み合わせて、少しずつ試してみてはいかがでしょうか。

【質問】就学に向けて、どのようなスキルを身につけておくべきでしょうか?

何より大切なのは、話す、聞く、見る、集中する、考えるといった基本的な力ですね。これらは全ての学びの土台になる力だからです。

また、友だちの気持ちを考えたり、自分の思いだけでなく相手の考えも受け入れたりする力も大切です。小学校では子どもたちだけで過ごす時間も増えますからね。

かもねぎ

小学校は集団生活なので、自分の思いを伝えたり、相手の気持ちを聞いたりする力が特に重要になってきます。

保育園の日々の生活や遊びの中で、こういった力を少しずつ養っていけたらいいなと思っています。

保育内容に関する質問

【質問】食育活動にはどのように取り組んでいますか?

食育活動では、栄養士と協力していろいろな取り組みを行っています。その日に食べる食材を見たり触れたりすることもありますし、調理の様子を見学したり、プランターで野菜の栽培もします。

かもねぎ

野菜が苦手な子も、種をまいて、水をあげて、自分たちが大事に育てた野菜は一口食べられることもありますよ。

食べ物がどうやってできるのかだけでなく、野菜を育てる大変さも体験しながら学んでいます。

【質問】けんかやトラブルが起きた時、どのように対応していますか?

けんかやトラブルへの対応は、まず子どもたちの安全を確保します。その上で、年齢に応じて自分たちで解決できるようサポートします。

1歳や2歳児には「入れて」や「貸して」など具体的な言葉を教えますし、4歳から5歳児には大人が良い悪いを決めるのではなく、自分たちで考え、話し合える機会を設けています。

かもねぎ

子どもの年齢や発達、そのときの状況などを考えて、子どもたちと一緒に解決できるように進めています。

【質問】子どもの自主性を育てるために、どのような取り組みをしていますか?
かもねぎ

子どもの自主性を育てるために、私たちは子どもたちの「やりたい」気持ちを大切にしています。

遊びや生活の中でやりたいと思うことを子どもが発見し、それを十分に楽しめるような環境を整え、子どもの思いが発展するように側でサポートします。

もちろん安全面には配慮しつつ、子どもたちが自分で考え、友だちと協力して進められるような環境づくりを心がけています。

行事や持ち物に関する質問

行事や持ち物についての答えは保育園ごとに異なる異なりますので、ここでは「こんな質問を受けるかも」というものをいくつかピックアップします。

  • お昼寝用の布団やシーツの洗濯頻度はどのくらいですか?
  • 行事の写真やビデオ撮影は可能ですか?制限はありますか?
  • お弁当の日はありますか?ある場合、どのような内容が適切ですか?
  • 子どもの作品や制作物は、どのタイミングで持ち帰ることができますか?
  • 園での歯磨きの習慣はありますか?歯ブラシなどの持参は必要ですか?
  • 保護者参観や個人面談の頻度と時期を教えてください。
かもねぎ

園の先輩にも「どんな質問がいままで来ましたか?」などと聞いておくと安心ですね!

ステップ⑨:こまった場面への4つの対処法

「えっ、どうしたらいいの〜?」とこまってしまうことも起きるのが保護者会。

かもねぎ

よくある場面と対応例をまとめます。

発言が長い保護者への対応

発言してくれるのは嬉しいけれど、1人の人がずっとしゃべってしまうのは避けたいですよね。

かもねぎ

そんなときは、こんな声かけが効果的です。

  • 話の切れ目で「◯◯さん、ちょっと良いですか?」と割って入る。
  • 「貴重なご意見ありがとうございます。他の方のご意見も伺いたいので…」と丁寧に次の人に振る。
  • 保護者会終了後などに、「さっきは途中でさえぎってしまってすみません」などと声をかけてフォロー。

「申し訳ないのですが…」という気持ちが伝わるように話せば、保護者も悪い気はしないでしょう。

かもねぎ

言いにくいことを伝えるときこそ、それまでの関係性がものをいいます。日頃からいろいろな保護者と会話して、関係をつくっておくのも大切ですね!

消極的な保護者の参加を促す方法

10名以上いるような全体の場面では、なかなか自分の意見を言えない保護者もいると思います。

かもねぎ

少人数のほうがしゃべりやすくなるので、懇談会などでは工夫が必要です。

  • 保護者が2人でペアになって話す時間を設ける
  • 3〜4人で話し合うグループワークを行う
  • 「〇〇さんは〜についてどう思われますか?」などと優しく声かけする

いきなり発言するのが難しい場合は、自分の考えをポストイットに書いて、それをもとにグループで発表するやり方もあります。

かもねぎ

参加された保護者の誰もが、話しやすい環境をつくれると良いですね。

意見の対立が生じた際の調整方法

ときには、保護者同士で意見がぶつかって、話し合いが進まないこともあります。

かもねぎ

そんなことになったらと思うと、どうしたら良いか困ってしまいますよね…。

例えば、こんな対応はどうでしょうか。

  • すぐに担任が間に入る
  • 「◯◯さんは〜という意見で、▢▢さんは〜というお考えなのですね」と整理する
  • 「子育ての答えはいろいろありますが、どちらも大切な視点ですね」と中立的な立場を保つ

子どもたちの日々の姿や保育のプロとしての視点をもとに、考えるヒントを伝えるのも良いです。

かもねぎ

子どもも大人もみんな同じではないのだから、意見が違って当たり前。違いを学びに変えていきたいですね!

その場で答えられない質問を受けた場合の対処法

保護者会や懇談会では、園長や保健師、栄養士などに確認しないと答えられない質問を受けることもあります。

かもねぎ

わたしにわかることだけ、質問してほしいですよね…。

大丈夫です!そんなときはあせらずに以下のように答えましょう。

  • 大切なことをご質問いただき、ありがとうございます。
  • 確かなことをお答えしたいので、一度◯◯(園長など)に確認させてください。
  • 明日のお迎えのときにはお答えしますね!(会えなければ、連絡帳でお答えもアリです)
  • (必要ならば)みなさんにもお伝えしたいので、明日の連絡表にも書いておきます。

大切なのは「わからないことを答えてはいけないこと」です。

わかる人に確認をして、確かな情報を保護者に答えるのが何よりも大事。

かもねぎ

ドキドキしますけれど、あせらず答えていきましょう。


さらに深堀りしています。

かもねぎ

5つの場面を取り上げて、15個の解決策をまとめました。

ステップ⑩:保護者会後のフォローアップ

保護者会が終わった後は欠席者のフォローアップを忘れずに!

かもねぎ

グループワークをした場合は、 せっかく出してくれた保護者の貴重な意見を、みんなで共有する工夫も大切です。

欠席者へのフォロー

保護者会や懇談会に欠席した保護者には、当日の資料をレターケースなどで渡すと思います。

かもねぎ

「本当は行きたかったのに残念だった」という保護者のために、こんな工夫はいかがでしょうか?

  • 会えたときに大切なポイントを口頭で伝える。
  • グループワークで出た意見なども共有する。
  • 資料にポストイットなどでメッセージを添える。
  • 後日、「資料でご不明なことなどありましたか?」などと声かけする。

ちょっとしたことですが、一手間加えることで「先生は私のことを気にかけてくれた」と保護者も嬉しい気持ちになります。

かもねぎ

1年間一緒に子どもを育てていく大切な保護者なので、保護者会に参加できない方とも関係性をしっかりと築いていきたいですね。

保護者の話題や意見の共有方法

懇談会などでグループワークをやったときに、それぞれのグループがどんなことを話していたか、すべてを共有するのは難しいものです。

かもねぎ

しかし、せっかく意見を出してくれたので、できる限りみなさんで情報共有したいですよね。

こんな取り組みをすると、共有しやすくなりますよ。

  • ポストイットに書いた意見を模造紙などに貼り出す
  • 貼り出す際は、書かれた内容ごとにグループ分けする
  • 園だよりやクラス通信などで、保護者会での話題や意見を匿名で紹介

参加でいた人もできなかった人も、日々の子育てを振り返れるような、工夫のある保護者会にしたいですね。

職員会議での報告のコツ

保護者会が終わったあとは一安心ですが、今度は職員会議での報告が待っていると思います。

かもねぎ

いろいろな話があったから、どれを報告したら良いのかな…。

もちろん、すべては話せないので、大事なポイントをコンパクトに伝えましょう。

  • クラスとして伝えたこと
  • グループワークで聞こえた保護者の思いや気持ち
  • 保護者からの声(肯定的な意見・要望など)
  • 保護者会全体の「良かった点、改善点、次回への課題」を明確にまとめる
かもねぎ

5分程度で話せるように、要点を紙に書き出しておくと、職員会議でも話しやすくなりますよ。

保護者が参加したくなる「保護者会・懇談会」にしよう

保護者会や懇談会は、忙しい中保護者のみなさんがわざわざ来てくれる貴重な機会です。

かもねぎ

ですので、通常の保育以上にいろいろな準備や工夫が必要になります。

1回ですべてをうまくやるのは難しいですが、 保護者会の度に良かった事と改善すべき点を振り返って、少しずつレベルアップしていけば大丈夫です。

もし保護者会や懇談会で失敗してしまっても、日ごろから一生懸命子どもたちのために保育をしていれば、保護者のみなさんは笑顔で見守ってくれるはずです。

かもねぎ

そんな保護者のみなさんのためにも、クラスの子どもたちのためにも、「来て良かった!」と思ってもらえる保護者会をつくっていきたいですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事では、できるだけ正確な情報をお伝えするよう心がけています。ただ、時間とともに情報が古くなるなど、内容が必ず正確・完全であることを保証するものではありません。

また、記事の内容はあくまでも一つの考え方です。世の中には様々な意見があり、この記事が唯一の正解というわけではありません。むしろ、皆さまがより深く考えるためのヒントとして活用していただければ嬉しいです。

かもねぎ

この記事を読む際は、以上の点を念頭に置いていただけると幸いです。皆さまにとって少しでも役立つ情報となりますように。

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