【3びきのこぶた】ごっこ遊び・劇遊びにつながるスケッチブックシアター・パネルシアター・ペープサート

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こちらから実演動画が見られます
かもねぎ

”3びきのこぶた”でごっこ遊びがしたい」「ごっこ遊びが苦手でなかなかできない」という保育士さん向けの保育教材です。

3つの特徴
  • 『3びきのこぶた』のおもしろさを子どもが直感的に感じ取れるので、ごっこ遊びにスムーズに入れる
  • スケッチブックに素材を貼っておけば、準備不要で読めるので保育でつかいやすい
  • 子どもと『3びきのこぶた』のイメージを共有できるので、劇遊びや劇にもつなげられる

「ごっこ遊びを子どもたちとやりたい!」という保育士さん向けに、『つかえる保育』では『3びきのこぶた』のスケッチブックシアターを制作中です。(10月末に販売スタート)

かもねぎ

『3びきのこぶた』は絵本などもありますが、ごっこ遊びや劇遊びにつながるように設計されているのがポイントです。

スケッチブックシアターを作っている人
  • 保育歴16年の元保育士夫婦
  • 妻は現役イラストレーター
  • 現場の実体験をもとに作品を作成
かもねぎ
スケッチブックシアターを
作っている人
  • 保育歴16年の元保育士夫婦
  • 妻は現役イラストレーター
  • 現場の実体験をもとに作品を作成
かもねぎ

忙しい保育現場でもすぐにつかえて、子どもも保育士さんも楽しめる作品をつくっています。

10月末には完成する予定ですが、『3びきのこぶた』のスケッチブックシアターがどんなものなのか、その前にちょこっとお見せします。

パネルシアターとペープサートも同時並行で制作中です。

目次

スケッチブックシアターの内容

  • 対象年齢:2歳児・3歳児・4歳児・5歳児クラス
  • 使い方:クラス内の集まり
  • 所要時間:5〜6分

セット内容

  • イラスト16枚(A4サイズ)
  • 各ページのセリフ(読み方ガイド付き)
  • スケッチブックシアターの作り方の解説書
  • 『3びきのこぶた』の実演動画(QRコード)
  • 『3びきのこぶた』のぬりえ4種類(A4サイズ)

A4用紙にカラー印刷しているので、スケッチブックに貼るだけですぐに完成します。

スケッチブックは付属しておりません。

「4種類のぬりえ」もついています

お話を聞くだけでなく、ぬりえも楽しむことで『3びきのこぶた』のイメージを高め、子どもたちがごっこ遊びや劇あそびにスムーズに入れるようにしています。

かもねぎ

コピーしてくり返しつかえるので、クラスではもちろん、当番保育でもたっぷり楽しめます。

ごっこ遊びがぐーんと広がる魔法の言葉かけ

3びきのこぶたとオオカミ

『3びきのこぶた』のシアターを見れば自然とごっこ遊びが始まるかもしれませんが、保育士がねらいをもってごっこ遊びを展開することも必要です。

かもねぎ

子どもたちがわくわくして、思わずごっこ遊びをやりたくなるような言葉かけをお伝えします。

シアターの後の声かけ

スケッチブックシアターなどを楽しんだ後の声かけが1番効果的ですね。

  • 外に行ったら先生はオオカミになろうかなぁ。
  • 先生もこぶたみたいに家をつくりたいな。手伝ってくれる子いるかな?
  • オオカミの「ふーふのふー」っておもしろかったね。誰か「ふーふのふーごっこ」やらない?

担任は自分の気持ちを伝えたり、「やらない?」と投げかけるだけで、ごっこ遊びをやるかどうかは子どもたちに決めてもらいます(主体性)。

子どもたちは楽しかったことを再現するのが好きなので、「やるー!!」と前のめりで参加する子は多いでしょう。

かもねぎ

2歳児クラスならば「3びきのこぶたごっこしよう」とわかりやすく誘うのも良いですね!

劇遊びがスムーズになる3ステップ

3びきのこぶたとおおなべ

ごっこ遊びはやったことがあっても、劇遊びとなると「どうやってやるの?」と悩まれる方も多いと思います。

かもねぎ

子どもの主体性を大切にした劇遊びアイディアをお伝えします。

劇遊びとは?

劇遊びとは「絵本などの登場人物になって、セリフや動きなどをまねる遊び」のことです。

『3びきのこぶた』でいうと、

  • こぶたになってわらの家を作って、オオカミに吹き飛ばされる
  • おおなべにお湯をわかしたら、オオカミが煙突から落ちてくる

などの1シーンを「こぶた役」と「オオカミ役」に分かれて、まねっこして遊ぶイメージです。

かもねぎ

ごっこ遊びと同じ「再現遊び」の1つですね。

劇遊びの3ステップって何?

劇遊びは楽しい遊びですが、いきなりみんなの前に出されて「さぁ、演じて」と言われても、子どもたちにはハードルが高いものです。

ですので、以下の3つのステップで劇あそびをやると、子どもたちも無理なく参加することができます。

  • 「担任」と「座ったままの子どもたち」で劇遊び
  • 「担任」と「前に出てきた子どもたち」で劇遊び
  • 「子どもたち」と「子どもたち」で劇遊び
保育士さん

これは難しい話ですかね‥。

かもねぎ

子どもたちにいきなり劇遊びをやらせるより簡単な方法ですので、ご安心ください!

ステップ1:「担任」と「座ったままの子どもたち」で劇遊び

「担任」と「座ったままの子どもたち」で劇遊び
参加者と役割
  • 担任:こぶたとナレーター(進行)
  • 子ども:オオカミ

クラスで絵本の読み聞かせやスケッチブックシアターなどをやった後、前に立っている担任と、座っている子どもたちで劇あそびをやります。

『3びきのこぶた』なら、こんな感じです。

保育士さん

ねぇ、先生がおおぶたになってわらの家を作るから、みんなはオオカミになって「ふーふのふー」で吹き飛ばしてくれない?

男の子

いいよー!

保育士さん

よーし、わらで家を作るぞ。

よいしょよいしょ、わらの家が完成だー!。

保育士さん

(ナレーターになって子どもたちの方を見ながら)

「するとそこにオオカミがやってきて‥」、何ていうんだっけ?

女の子

うーんと、あっ、「美味そうなこぶたのにおいがするぞ。こんな家、吹き飛ばしてやる。ふーふのふー!!」

保育士さん

うわー、家が吹き飛ばされたー、助けてー!

男の子

わーい、やったー!

女の子

劇遊びっておもしろいな!

これで劇遊びができちゃいます。

3びきのこぶたとオオカミ

ポイントはこちら。

  • 担任がナレーターもやってお話を進めていく
  • 子どもたちがセリフを覚えていなかったら、「美味そうなこぶたのにおいがするぞ、だよ」などと教える
  • 子どもたちは座ったまま、みんなで一緒にできるので、緊張せずに参加できる
かもねぎ

お話の役になって遊んだら楽しい」という経験が、次のステップにつながります。

ステップ2:「担任」と「前に出てきた子どもたち」で劇遊び

「担任」と「前に出てきた子どもたち」で劇遊び
参加者と役割
  • 担任:こぶたとナレーター(進行)
  • 前に出てきた子ども:オオカミ
  • 座っている子ども:お客さん

次のステップでは、「その役をやりたい」と手を上げて前に出てきた子どもたちのグループと担任で劇遊びをやります。

かもねぎ

ステップ1と同じく担任も役に参加し、ナレーターとして進行も行います。

流れは以下の通りです。

STEP
前でやりたい子を誘う
  • ステップ1の後に「今の場面を前に出てやりたい人いる?」などと投げかける。
  • 場面が同じ方が子どもたちは安心してチャレンジできる。
  • 1人ではなく3〜5人程度だと、子どもたちも参加しやすい。
STEP
役やセリフを確認する
  • 「みんなはオオカミ役だね。わらの家ができたら何ていうんだっけ?」などと、子どもたちの役やセリフを事前に確認する。
STEP
見ている子の役割も伝える
  • 座って見ている子にも役割を与えて、一緒に参加している意識を持ってもらう。
  • 見ている子の役割は「お客さん」で、場面が終わったら拍手することを伝える。
STEP
劇遊び
  • ステップ1と同じように進め、子どもたちが困っていたらサポートする。
  • 終わったらお客さんに拍手してもらい、劇遊び終了。
STEP
「劇遊び」という名前を伝える
  • みんなの前に出てお話の役になる遊びを「劇遊び」だと伝える。
  • 子どもたちの中で実際の体験と言葉が結びつき、「劇」というイメージを持てるようにするのがねらい。
STEP
繰り返し楽しむ
  • 友だちが前に出てやったのを見てわくわくしている子もいるので、数回ほど遊べるようにする。
  • 「他にもやってみたい子いる?」などと声をかける。
かもねぎ

長すぎてもあきてしまうので、追加の遊びは1〜2回ほどが望ましいです。

「もっとやりたい!」という子がいれば、「じゃあ、外に行ったら一緒にやろうね」などと声をかけるのと良いですね。

ステップ3:「子どもたち」と「子どもたち」で劇遊び

「子どもたち」と「子どもたち」で劇遊び
参加者と役割
  • 担任:ナレーター(進行)
  • 前に出てきた子ども①:こぶた
  • 前に出てきた子ども②:オオカミ
  • 座っている子ども:お客さん

最後は「子どもと子ども」で劇遊びを楽しむステップです。

かもねぎ

ステップ1・2を経験した上で数日後にやれば、子どもたちも覚えているのでおすすめです。

流れは以下の通りです。

STEP
集まりで劇遊びを振り返る
  • 以前にやった劇遊びのことを話題にする。
  • どんな役があったか、どんなセリフがあったかをみんなで振り返る。
  • 「ふーふのふー!」などと、子どもたちと一緒に声に出して遊んだりする。
STEP
こぶたとオオカミの役をやりたい子を誘う
  • 「先生がやっていたおおぶたちゃんの役をやってみたい人いるかな?」などと投げかける。
  • おおぶた役とオオカミ役、それぞれ3〜5人程度のグループになるようにする。
  • やりたい子が少ないグループには担任が加わってもOK!
  • 担任はナレーターになることを伝える。
STEP
見ている子の役割も伝える
  • 座って見ている子にも役割を与えて、一緒に参加している意識を持ってもらう。
  • 見ている子の役割は「お客さん」で、場面が終わったら拍手することを伝える。
STEP
劇遊び
  • ステップ1と同じように進め、子どもたちが困っていたらサポートする。
  • 終わったらお客さんに拍手してもらい、劇遊び終了。
STEP
繰り返し楽しむ
  • 「他にもやってみたい子いる?」などと、まだやってない子たちを誘う。
  • 手を上げない子はまだ心の準備ができていないので、無理に誘うことはしない。
  • 一度やった子でも役を変えて参加するのもOK。
  • 全体の集中度を見ながら、2〜3回ほど繰り返しておしまいにする。

お話の1場面をクラスで繰り返し遊んでいくと、子どもたちも「劇遊び」がわかってきて、「次はちーぶたの出てくるレンガの家をやろうよ」などという声も聞こえてきます。

かもねぎ

子どもたちが「劇遊びっておもしろい!もっとやりたいな」と思えるようにするのが担任の役割です。

そのためには、

  • 思わずやってみたくなる、わかりやすくて楽しいお話
  • 座ったままでも劇遊びに参加できる進め方
  • 自分のクラスという安心できる場所から始める

ということがとても大切です。

かもねぎ

1つのお話だけでなく、いくつかのお話を読んで、クラスみんなでいろいろな劇遊びを楽しむところが「劇・発表会へのスタート」となります。


当サイトでは『3びきのこぶた』以外にも、劇遊びをしやすいお話のシアターをご用意しています。

劇遊びに初めてチャレンジする保育士さんや幼稚園の先生がつかいやすいように、16年の保育経験の知恵や工夫をつめこんで製作しました。

「劇遊びをしたいけど何から始めたらいいかわからない」「子どもたちが楽しめる劇の題材を探している」という方は、ぜひこちらのページをご覧ください。

3びきのこぶたのシアターでごっこ遊び・劇遊びを子どもたちと楽しもう

3びきのこぶたとお母さん

『3びきのこぶた』のスケッチブックシアターをご紹介しました。

かもねぎ

かわいくて楽しいシアターをやった後は、ぜひ子どもたちと「ごっこ遊び・劇遊び」を楽しんでください。

「発表会のため」というよりは「子どもたちと楽しむ遊びを1つ増やす」というイメージですね!

それには繰り返しがあってわかりやすく、楽しいストーリーである『3びきのこぶた』がぴったりなんです。

かもねぎ

子どもたちと一緒に『3びきのこぶた』の世界でいっぱい遊んじゃってください!


この記事では、できるだけ正確な情報をお伝えするよう心がけています。ただ、時間とともに情報が古くなるなど、内容が必ず正確・完全であることを保証するものではありません。

また、記事の内容はあくまでも一つの考え方です。世の中には様々な意見があり、この記事が唯一の正解というわけではありません。むしろ、皆さまがより深く考えるためのヒントとして活用していただければ嬉しいです。

かもねぎ

この記事を読む際は、以上の点を念頭に置いていただけると幸いです。皆さまにとって少しでも役立つ情報となりますように。

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