保育でつかえる!年齢別スケッチブックシアターのアイディア25個|0歳〜5歳

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かもねぎ

それぞれ5つずつ、アイディアをご提案します!

スケッチブックシアターは、子どもたちの年齢や発達段階に合わせて内容を変えることで、より効果的に楽しむことができます。

ここでは、0歳から5歳までの年齢別におすすめのアイディアを、全部で25個ご紹介します。

この記事を書いた人
  • 保育歴16年の保育士
  • 0歳から5歳まですべて経験
  • 子どもの発達と特徴に詳しい
かもねぎ
この記事を書いた人
  • 保育歴16年の保育士
  • 0歳から5歳まですべて経験
  • 子どもの発達と特徴に詳しい
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それぞれの年齢に適した内容や仕掛けを知ることで、子どもたちの興味を引き出し、成長を促すスケッチブックシアター作りのヒントになるはずです。

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「保育でつかえる教材を探している」「スケッチブックシアターを作ってみたいけど、何を作ったら良いかわからない」と思っている保育士さんはぜひご覧ください。

せんとなび保育
目次

【0歳・1歳児向け】感覚を刺激する簡単な仕掛け

この年齢の子どもは、見る・聞く・触るなどの感覚を使って世界を理解していきます。そのため、シンプルで刺激的な仕掛けが効果的です。

  • 動物の顔

    めくると様々な動物の顔が現れる仕掛け。「いないいないばあ」の言葉とともにページをめくったり、めくる前に「わんわん」「にゃんにゃん」など、動物の鳴き声も一緒に伝えると、興味が広がります。
  • 色の世界

    赤、青、黄など原色を使った大きな円や四角を描き、めくるごとに色が変わります。
  • 触って楽しむ素材の違い

    ページごとに違う素材(フェルト、サテン、ビニールなど)を貼り、触り心地の違いを楽しみます。
  • 隠れたものを見つける

    簡単な仕掛けを作り、めくると隠れていた果物や野菜が現れるようにします。
  • 音の出る仕掛け

    ページをめくると「カサカサ」「シャカシャカ」など、異なる音が出る仕掛けを入れます。

0歳から1歳児の興味を引くポイントは、意外性とシンプルさです。

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めくるたびに「わぁ!」と声を上げるような仕掛けを入れると、喜んでくれますよ。

【1歳・2歳児向け】日常生活を題材にした簡単なお話

言葉の理解が進み、身の回りの出来事への興味が高まるこの時期。日常生活を題材にした簡単なお話が楽しめます。

  • おはようからおやすみまで

    朝起きて、食事をして、遊んで、お風呂に入って、寝るまでの1日の流れを簡単な絵で表現します。
  • お洋服を着よう

    季節に合わせた服を選んで着る様子を描き、服の名前や色を学べるようにします。
  • おいしいね、もぐもぐタイム

    朝食、昼食、夕食の場面を描き、食べ物の名前や「いただきます」「ごちそうさま」を学べる内容にします。
  • お片付けできるかな

    散らかったおもちゃを片付ける様子を描き、片付けの大切さを伝えます。
  • だいすきなおふろタイム

    お風呂に入る準備から、体を洗う、髪を洗うなどの流れを楽しく描きます。

この年齢の子どもたちは、自分の生活と重ね合わせてお話を楽しめるようになります。身近な場面を取り入れることで、より興味を持って見てくれるでしょう。

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人間だけでなく、動物の親子がご飯を食べたり、お風呂に入ったりする絵にしても楽しめますね!

【2歳・3歳児向け】参加型の仕掛けと簡単なストーリー

歩いている写真

言葉の発達が進み、簡単な会話ができるようになるこの時期。子どもたちが参加できる仕掛けを入れると、より楽しめます。

  • 数えてみよう、森の動物たち

    ページをめくるごとに動物が増えていき、一緒に数を数える仕掛けを入れます。
  • どっちが好き?フルーツパーティー

    2つの果物を提示し、「どっちが好き?」と尋ねる場面を作ります。
  • おてつだいできるかな

    おうちでの簡単なお手伝い(花に水をあげる、テーブルを拭くなど)を主人公がする様子を描き、子どもたちに「できる?」と問いかけます。
  • まねっこ動物園

    動物の動きや鳴き声を真似する場面を入れ、子どもたちに参加してもらいます。
  • 色さがしゲーム

    各ページに隠された特定の色のものを探す仕掛けを入れます。

お話の中に子どもたちが日ごろから楽しんている「簡単な歌や手遊び」を入れるのも、子どもたちの参加になるので盛り上がります。

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この年齢の子どもたちは、自分で何かをすることが大好きです。スケッチブックシアターの中で、子どもたちが参加できる場面を作ると、より集中して楽しめますよ。

【3歳・4歳児向け】想像力を刺激する仕掛けとお話

想像力が豊かになり、少し複雑な内容も理解できるようになるこの時期。予想外の展開や、想像力を刺激する仕掛けが効果的です。

  • ふしぎな箱を開いたら

    箱を開けると異なる世界が広がり、場面がどんどん変わっていく物語。予想外の展開を楽しめます。
  • 変身マジック

    「○○になーれ」とみんなで声を上げると、さまざまなものに変身していく物語。「次は何に変身するかな?」と想像力を刺激します。
  • 迷子のくつした

    もう片方が見当たらない靴下たちが家の中を探検する物語。「どこにいるかな?」と絵の中から靴下を探すゲーム要素を入れます。
  • おばけのピクニック

    おばけたちがピクニックに行く物語。現実にはありえない面白い展開を楽しめます。
  • 雲の形なあに?

    空に浮かぶ雲の形が様々なものに見える物語。子どもたちの想像力を引き出します。

この年齢になると、子どもたちは「次はどうなるんだろう?」とわくわくしながら見てくれます。

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予想を裏切る展開や、謎解きなどの考える場面を入れると、より楽しんでもらえるでしょう。

【4歳・5歳児向け】より複雑なストーリーと学びの要素

社会性が発達し、より複雑な内容も理解できるようになるこの時期。友だちとの関わりや、ひらがなや数字、標識などの学び要素を取り入れたストーリーも楽しめます。

  • ともだちになろう、きもちのきょうしつ

    感情や気持ちの表現方法を学ぶ物語。喜怒哀楽の表現や、友だちとのコミュニケーション方法を紹介します。
  • もじもじ探検隊

    文字や数字を探す冒険物語。楽しみながら文字や数字に親しめます。
  • 保育園の春・夏・秋・冬

    1年間の季節の移り変わりと共に、保育園でどんな楽しいことがあるのかわかる話。
  • 季節や行事に関連した少し長めのストーリー

    七夕やお月見など、季節の行事に関連したストーリーを作ります。
  • まちのあんぜんたんけんたい

    交通ルールや標識を学ぶ冒険物語。横断歩道の渡り方や信号の意味、様々な道路標識を楽しく学べます。

この年齢の子どもたちは、より深い内容も理解できるようになります。

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ただ楽しむだけでなく、お話を通して様々なことを学べるような内容を取り入れると良いでしょう。

まとめ

この記事では、年齢ごとに向いているスケッチブックシアターの内容やアイディアをまとめました。

  • 0歳〜1歳:感覚を刺激する簡単な仕掛け
  • 1歳〜2歳:日常生活を題材にした簡単なお話
  • 2歳〜3歳:参加型の仕掛けと簡単なストーリー
  • 3歳〜4歳:想像力を刺激する仕掛けとお話
  • 4歳〜5歳:より複雑なストーリーと学びの要素

それぞれの年齢の特徴に合わせつつ、子どもたちがわくわくどきどきするような内容をかけ合わせて、「先生、またあれ読んで!」と声が上がるようなスケッチブックシアターを作りたいですね。

かもねぎ

みなさんもぜひ、オリジナルのスケッチブックシアターを作りに挑戦してみてください。

せんとなび保育

この記事では、できるだけ正確な情報をお伝えするよう心がけています。ただ、時間とともに情報が古くなるなど、内容が必ず正確・完全であることを保証するものではありません。

また、記事の内容はあくまでも一つの考え方です。世の中には様々な意見があり、この記事が唯一の正解というわけではありません。むしろ、皆さまがより深く考えるためのヒントとして活用していただければ嬉しいです。

かもねぎ

この記事を読む際は、以上の点を念頭に置いていただけると幸いです。皆さまにとって少しでも役立つ情報となりますように。

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