春の訪れ・進級・こどもの日・お散歩・遠足・梅雨・プール開き・七夕・夏祭り
避難訓練・防災の日・芋ほり・お月見・ハロウィン・クリスマス・お正月・節分・ひな祭り
数多くの行事に合わせたスケッチブックのアイディアを、「0歳・1歳」「2歳・3歳」「4歳・5歳」の3タイプの分けてまとめました。
- 保育歴16年の保育士
- 0歳から5歳まですべて経験
- 子どもの発達と特徴に詳しい
- 保育歴16年の保育士
- 0歳から5歳まですべて経験
- 子どもの発達と特徴に詳しい
実際の保育でつかえそうな内容を具体例として出しています。
「スケッチブックシアターを作ってみたいけど、何を作ったら良いかわからない」と思っている保育士さんはぜひ参考にしてください。
春の訪れを感じる
0歳・1歳向き「ふわふわ さくらのはなびら」
- 大きな桜の木を描き、めくると花びらが舞い落ちたり、下に花びらが積もるようにします。
- 花びらは描くだけでなく、ピンクの柔らかい布や薄紙をつかって貼り付けると、質感や素材感が出る。
- 「ふわふわ」「ひらひら」など、擬態語を使いながら花びらを降らせていきます。
- 最後は、花びらの中で眠る動物(うさぎやねこなど)を描き、「おやすみなさい」で締めくくります。
2歳・3歳向き「ありさんとダンゴムシさんのはるさがし」
- アリさんとダンゴムシさんが春の自然を探検する物語を作ります。
- ページをめくるごとに、春の花(タンポポ、チューリップなど)や虫(てんとう虫、ちょうちょなど)が現れる仕掛けを入れます。
- 「次は誰に会えるかな?」と子どもたちに問いかけながら進めます。
- 最後は、みんなで春の花畑でピクニックを楽しむ場面で終わります。
4歳・5歳向き「さくらの木の 1ねんかん」
- 1本の桜の木を主人公に、1年間の変化を描きます。
- 春は満開の花、夏は緑の葉、秋は紅葉、冬は雪をかぶった姿というように、季節ごとの変化を表現します。
- 「次の季節はどうなるかな?」と子どもたちに問いかけ、自然の移り変わりを学びます。
- 各季節で木の周りにいる動物も変化させると、より楽しい内容になります。
進級
0歳・1歳向き「あれ、おおきくなった?」
- 動物の親子(うさぎ、くま、ぞうなど)が登場します。
- 最初は小さな赤ちゃん動物が親と一緒にいる絵を描き、めくると少し大きくなった子ども動物が現れる仕掛けを作ります。
- 「わぁ、大きくなったね」「次は誰かな?」と、めくるたびに成長した動物を見せていきます。
- 最後は全ての動物が集まって遊ぶ楽しい場面で締めくくります。
2歳・3歳向き「ぼく・わたしの できるよカード」
- 主人公の子どもが、できることが増えていく様子を描きます。
- 「じぶんで くつがはけたよ」「おかたづけ できたよ」など、日常生活でできるようになったことを1ページずつ紹介します。
- 最後は「おともだちと なかよく あそべたよ」というページで終わり、みんなで拍手して喜ぶ場面を描きます。
4歳・5歳向き「ともだちと なにして あそぼうかな」
- 最初のページに子どもたちが園庭で遊んでいる様子を描きます。
- めくるごとに、積み木遊び、ごっこ遊び、お絵かき、砂場遊びなど、保育園でよくする遊びを紹介します。
- それぞれの遊びに「みんなで遊ぶなら、どうやって遊ぶ?」などと問いかけ、子どもたちのイメージを広げます。
- 最後は、様々な遊びを楽しむ子どもたちの笑顔でいっぱいのページで締めくくります。
こどもの日
0歳・1歳向き「およいで およいで こいのぼり」
- 大きな鯉のぼりの絵を描き、口が開いたり、ヒレが動いたりする簡単な仕掛けを作ります。
- 「パクパク」「ビョーン」など、動きに合わせた擬音語を使いながら進めます。
- 色々な色の鯉のぼり(赤、青、黄色など)を登場させます。
- 最後は空いっぱいに鯉のぼりが泳ぐにぎやかな場面で締めくくります。
2歳・3歳向き「ぼくのまち たんけん こいのぼり」
- 主人公の子どもが、カラフルなこいのぼりに乗って町を探検する簡単な物語を作ります。
- めくるごとに、公園、お店、保育園など、子どもたちに馴染みのある場所を空から見る絵を描きます。
- 「わぁ、ブランコがあるね」「お花がいっぱい咲いてるよ」など、簡単な言葉で場面を説明します。
- こいのぼりが風に揺られたり、雲の中を通ったりする場面を入れ、「きもちいいね」「ふわふわだね」と感覚的な言葉で表現します。
- 最後は、みんなで「ただいま」と言いながら、夕焼けの中を家に帰る場面で終わります。
4歳・5歳向き「こいのぼりクイズ たんけん」
- こどもの日やこいのぼりに関するクイズ形式のスケッチブックシアター。
- 各ページに簡単なクイズを用意し、めくると答えが現れる仕掛けを作ります。
- クイズの例:
「こいのぼりの色にはどんな意味があるでしょうか?」
「こいのぼりと一緒に飾られているものは何でしょう?」 - クイズの合間に、こどもの日の由来や意味を簡単に説明するページも入れます。
お散歩・遠足
0歳・1歳向き「おさんぽ だいすき!なにがいるかな?」
- 「てくてく」歩いていくと、大きな木の後ろから「モフモフ」としたものが見えます。
- そーっとのぞいてみると、うさぎの親子が「こんにちは!」と顔を出します。
- 次は草むらの中から「ガサガサ」と音がして、くまさんが現れます。
- 「次は誰かな?」とわくわくしながら進みます。
- 最後に広場に着くと、出会った動物たちみんなで楽しくかくれんぼをして遊ぶ場面で終わります。
2歳・3歳向き「おさんぽ たんけんたい」
- 公園や近所の風景を描き、木や草むら、花壇などの後ろに様々な生き物が隠れる仕掛けを作ります。
- ページをめくると、隠れていた生き物(うさぎ、ちょうちょ、かたつむりなど)が現れる仕掛けにします。
- 「あれ、なにかいるかな?」「どんな音がするかな?」と、子どもたちに問いかけながら進めます。
- 「ひらひら」「のろのろ」など、生き物の特徴や動きを簡単な言葉で説明し、、まねっこ遊びも取り入れます。
- 最後のページでは、見つけた生き物たちと一緒に楽しそうに遊ぶ様子を描きます。
4歳・5歳向き「ふしぎがいっぱい!えんそく大冒険」
- 普通の遠足が始まるところから、突然不思議な冒険が展開する物語を作ります。
- ページをめくるごとに、予想外の風景(大きな山、広い海、不思議な森など)が現れる仕掛けを作ります。
- 各場面で「みんなならどうする?」「次は何が起こるかな?」と子どもたちに問いかけ、想像力を刺激します。
- 冒険の中で、協力することや勇気を出すことの大切さを感じられる場面を入れます。
- 最後は素敵な公園に到着し、みんなでおいしいお弁当を食べる幸せな場面で締めくくります。
梅雨
0歳・1歳向き「ぽつぽつ ざーざー あめのおと」
- 青い空の絵から始まり、ページをめくるごとに雲が現れ、小雨が降り、そして大雨になっていく様子を描きます。
- 雨粒は透明なビニールやセロハンを使って、触れる仕掛けを作ります。
- 「ぽつぽつ」「ざーざー」など、擬音語を使って雨の音を表現しながら進めます。
- 最後は虹が出て、晴れ間が覗く明るい場面で締めくくります。
2歳・3歳向き「かえるのらんらんあまやどり」
- 雨の中、葉っぱの傘をさしたカエルが登場します。
- ページをめくるごとに、カエルが出会う生き物(カタツムリ、アマガエル、ダンゴムシなど)が増えていきます。
- 「かえるさん、だれとであったかな?」と問いかけながら、子どもたちと一緒に数えていきます。
- 最後は大きな木の下で皆で雨宿りをする場面で終わります。
4歳・5歳向き「あじさいちゃんのいろかわり」
- 白いあじさいの女の子が主人公の物語を作ります。
- 梅雨の期間中、水たまりに映る自分の姿を見るたびに、少しずつ色が変わっていく様子を描きます。
- 「どうして色が変わるのかな?」と子どもたちに問いかけ、土の性質によって色が変わることを簡単に説明します。
- 最後は、青や紫、ピンクなど様々な色のあじさいたちと友だちになるハッピーエンドにします。
プール開き
0歳・1歳向き「ぷかぷか うきわのせかい」
- カラフルな浮き輪の絵を描き、めくると中から動物(アヒル、カエル、ペンギンなど)が顔を出す仕掛けを作ります。
- 「わー! アヒルさんだ!」「次は誰かな?」と、めくるたびに新しい動物が登場する楽しさを演出します。
- 動物たちの鳴き声や水の音など、擬音語を使って表現します。
- 最後は「みんなで水遊びしよう!」とページ全体に動物たちが泳ぐ様子を描きます。
2歳・3歳向き「おさかなちゃん だいぼうけん」
- 主人公の小さな魚が、プールの中を冒険する物語を作ります。
- ページをめくるごとに、さまざまな水遊び道具(バケツ、ペットボトル、ひしゃくなど)に出会います。
- 「こんにちは」「いっしょにあそぼう」など、簡単な会話を交えながら進めます。
- 最後は子どもたちとおさかなちゃんが一緒に楽しく泳ぐ場面で締めくくります。
4歳・5歳向き「にんじゃプール だいさくせん」
- プールを舞台に、忍者の修行をテーマにした水遊びの物語を作ります。
- ページをめくるごとに、新しい「忍者修行」(水遊び)が登場する仕掛けを作ります。
- 各修行で「どうすればできるかな?」「次の修行は何だろう?」と子どもたちに問いかけ、考える機会を作ります。
- 水に慣れる基本的な動作を、忍者の技として楽しく表現します。
- 最後は全ての修行をクリアして、立派な水忍者になる場面で締めくくります。
■修行例
- 第1の修行:水中歩行の術(足音を立てずに歩く)
- 第2の修行:変身の術・犬(浅いプールでよつばいで進む)
- 第3の修行:変身の術・ワニ(浅いプールで這って進む)
- 第4の修行:水かけの術(2人1組で相手の背中に水をかける)
- 第5の修行:手裏剣の術(水を手裏剣のようにして飛ばす)
七夕
0歳・1歳向き「きらきら おほしさま」
- 夜空の背景に、めくると星が現れる仕掛けを作ります。
- 星は黄色い画用紙で作り、キラキラしたシールを貼ると効果的です。
- 「おほしさま、こんばんは」「きらきら ぴかぴか」など、簡単な言葉かけをしながら、次々と星を登場させます。
- 最後は大きな天の川を描き、「わぁ、きれいだね」とみんなで感動する場面で締めくくります。
2歳・3歳向き「たなばたさまの おそうじ」
- 織姫と彦星が天の川のお掃除をする物語を作ります。
- ページをめくるごとに、星たちが輝きを取り戻していく様子を描きます。
- 「次はどの星をピカピカにしようか?」と子どもたちに問いかけながら進めます。
- 最後は天の川全体が輝き、織姫と彦星が再会できるハッピーエンドにします。
4歳・5歳向き「たなばたものがたり:おりひめとひこぼしのねがい」
- 七夕の由来と意味を、織姫と彦星の物語を通して分かりやすく説明します。
- 織姫の織物作り、彦星の牛の世話など、それぞれの仕事を紹介します。
- 二人が出会って仕事を怠ったため、天の川で引き離される場面を描きます。
- 1年に1度の再会を許される様子と、その日が7月7日であることを説明します。
- 最後に、現代の七夕の風習(願い事を書く、笹に飾りつけをするなど)を紹介します。
夏祭り
0歳・1歳向き「わくわく おまつり」
- 夏祭りの賑やかな様子を、色鮮やかな絵で表現します。
- ページをめくるごとに、提灯、ヨーヨー釣り、金魚すくいなどのお祭りの要素が現れる仕掛けを作ります。
- 「わぁ、きれい!」「ぽんぽこぽん」など、簡単な言葉や擬音語を使いながら進めます。
- 最後は花火が上がる場面で締めくくります。
2歳・3歳向き「おまつりたんけんたい」
- 主人公の子どもが夏祭りを探検する物語を作ります。
- ページをめくるごとに、新しい出店や催し物(ヨーヨー釣り、金魚すくい、射的など)が登場します。
- 「次は何があるかな?」「どんな音がするかな?」と子どもたちに問いかけながら進めます。
- 最後は家族や友だちと一緒に盆踊りを楽しむ様子を描く。
4歳・5歳向き「みんなでつくろう! 動物村のなつまつり」
- 動物村の夏祭りの準備から当日の様子までを描いたシアターです。
- みんなで提灯や屋台を作る準備をします。
- おみこしをかついだり、金魚すくいや花火を楽しむシーンを盛り込みます。
- 最後には「みんななら、どんなお店を作りたい?」と投げかける。
避難訓練・防災の日
0歳、1歳には難しい内容なので、簡単なストーリーとクイズ形式のアイディアを載せます。
「みんなでにげよう!」
- 動物村に住む動物たちが登場します。
- 地震が起こり、動物たちはどうすればいいか悩みます。
- 場面ごとに「どうしたらいいかな?」などと投げかけ、子どもたちに答えてもらう。
- 最後は地震が収まって、安心している動物たちのシーンで締める。
簡単なクイズの例
- 部屋で地震が起こったらどこに避難する?
- 避難する時におしゃべりしていていい?
- 忘れ物を取りに行っていい?
- 走って逃げて大丈夫?
- 家事のときはどこに逃げるの?
芋ほり
0歳・1歳向き「さつまいもさん、みーつけた!」
- さつまいもの畑が舞台です。
- かわいい動物たち(うさぎ、りす、こぶた)が畑で遊んでいます。
- 土の中に隠れているさつまいもを見つけて、「さつまいもさん、みーつけた!」と声をかけます。
- 動物たちが順番にさつまいもを引っ張り出して、「やった!おいもだ!」と喜びます。
2歳・3歳向き「おいもほりにいこう!」
- 動物たちがさつまいも掘りに挑戦します。
- さつまいもがどのくらい大きくなっているかを探るために、少しずつ土を掘っていきます。
- 大きなものや小さなもの、細長いもの、短いもの、虫食いのものなどが見つかる。
- 最後にはみんなで収穫したさつまいもを見せ合いっこします。
4歳・5歳向き「さつまいもほりっておもしろい」
- さつまいも畑で、収穫の時期を迎えた物語です。
- 子どもたちは畑でさつまいもを掘り出します。
- さつまいもを掘るたびに、面白い形のいもが出てきて、「これは何に見える?」と話し合います。
- ミミズやモグラなど土の中の生き物とも出会う。
- 最後にみんなでさつまいもを使ったお料理をするシーンで終わります。
お月見
0歳・1歳向き「まんまるおつきさま」
- 夜空にまんまるのお月さまが輝いています。
- 動物たち(うさぎ、ねこ、ふくろう)が月を見上げて、「お月さま、こんにちは!」と言います。
- うさぎが「お月さまみたいなおもちを作ろうよ」と言い、みんなで楽しそうにお餅を作る場面を描きます。
- 「ぺったんこ、ぺったんこ」など、おもちを作る擬音を入れるとわかりやすいですね。
- 最後にみんなで動物たちがおもちを食べて、にっこり笑うシーンで締めくくります。
2歳・3歳向き「おつきみうさぎのお団子」
- うさぎたちが集まってお月見をするお話です。
- うさぎたちは、お団子を作って、お月さまにお供えします。
- みんなでお団子を食べながら、お月さまの話をして楽しそう。
- お月さまが輝いている夜空を見上げて、「きれいだね!」と感動する。
- 最後に、お団子を食べすぎて、お腹がお月さまのように丸くなっているシーンで終わります。
4歳・5歳向き「どうぶつ村のおだんご作り」
- 森の中で、うさぎのリリー、たぬきのタロー、ふくろうのホーリーが、お月見の準備を始めました。
- リリーが「お月見はお団子を作ってお月さまにお供えするんだよ」と教えました。
- リリーがお団子を丸める方法を見せ、タローも一生懸命に真似して上手に作れるようになりました。
- ホーリーが月の満ち欠けの話をして、満月の日は特別に美しいと教えました。
- 夜が深まり、動物たちは森の開けた場所に移動し、お団子をお月さまにお供えしました。
- 動物たちは敷物の上に座り、夜空を見上げて美しい満月を楽しみました。
ハロウィン
0歳・1歳向き「かわいいおばけ」
- かわいいおばけたち(かぼちゃおばけのポッポ、ねこおばけのミャー、コウモリおばけのバッタ)が仮装をして登場。
- おばけたちは「トリック・オア・トリート!」と言って、お菓子をもらいに行く。
- リスの家でお菓子をもらい、みんなで分け合う。
- おばけたちは満月の下でお菓子を食べながら楽しく過ごす。
- 「来年もまたお菓子をもらいに行こう!」と約束し、夜を楽しむ。
2歳・3歳向き「ハロウィンのぼうけん」
- うさぎのリリー、きつねのフク、ねずみのミミがハロウィンの準備をして仮装。
- みんなで「トリック・オア・トリート!」と練習しながら楽しむ。
- 森の家々を訪ねてお菓子をもらう冒険に出かける。
- 夜の道や森でどきどきして、影や風をおばけだと思って大騒ぎ。
- やっと町につくとハロウィンパーティーが開かれており、みんなでお菓子を分け合って楽しむ。
4歳・5歳向き「ハロウィンのひみつ」
- 森の動物たち(リリー、フク、ミミ)がハロウィンの準備をする。
- 動物たちは魔法の帽子やマントを身にまとい、仮装を楽しむ。
- 森の動物たちの家を訪ねて「トリック・オア・トリート!」とお菓子をもらう。
- 最後に訪ねた家にいたのは、なんと魔女!
- 魔女からハロウィンの由来や歴史を学び、ハロウィンの秘密を知る。
- 最後は魔女も誘って広場でハロウィンパーティーを開き、みんなでお菓子パーティーをする。
クリスマス
0歳・1歳向き「クリスマスツリーをかざろう」
- 動物たちがクリスマスツリーを飾るために素敵なものを探す。
- 1人ずつツリーのところにやってきて、素敵なものを飾る。
- 最後にサンタさんがやってきて、ツリーの上にお星さまをつけてくれる。
- みんなでクリスマスケーキを食べながら楽しく過ごす。
2歳・3歳向き「あわてんぼうのサンタクロースの探しもの」
- 森の動物たちがクリスマスの準備をしている。
- サンタさんがやってきて「プレゼントをなくしてしまった」と大騒ぎ。
- みんなでサンタさんの家や森、町などを探す。(森の絵の中に部分的にめくれる仕掛けを作る)
- 探す場面では子どもたちに「どこにあると思う?」などと投げかけると盛り上がる。
- プレゼントを見つけた後、サンタさんと一緒にクリスマスソングを歌い、楽しい時間を過ごします。
4歳・5歳向き「サンタさんへのプレゼント」
- 森の動物たちがクリスマスの準備をしている。
- トナカイがやってきて、「いつも頑張っているサンタさんにプレゼントをしたいけど、何がいいかな?」と聞いてくる。
- みんなでサンタさんにプレゼントを用意することになり、いろいろなアイディアを出し合う。
- 子どもたちにも「どんなものがいいかな?」と投げかけるとおもしろいですね。
- いろいろと考えているうちに夜になってしまい、サンタさんが来てしまう。
- 「プレゼントをあげたかったのに、ごめんなさい」と動物たちは泣いてしまう。
- サンタさんは「それなら、プレゼント配りを手伝ってくれると嬉しいよ」と言って、みんなでサンタの服を着て、ソリに乗ってプレゼント配り。
- 最後は動物たちもプレゼントをもらって「ありがとう!」とお話はおしまい。
お正月
0歳・1歳向き「おしょうがつのあそび」
- 動物たち(うさぎのリリー、ひよこのピヨ、こぐまのクー)が新年を迎えて「あけましておめでとう!」とご挨拶。
- リリーが凧をあげ、ピヨがこまを回し、クーが羽根つきをします。
- 最後にみんなで手をつないで、「今年もよろしくね!」と言い合い、新年を祝います。
2歳・3歳向き「お正月のかくれんぼ」
- 森の動物たちが新年を迎えて「あけましておめでとう!」と挨拶を交わす。
- 町はすっかりお正月の雰囲気。動物たちはその中でかくれんぼして遊ぶことに。
- 鏡餅や門松、凧あげやコマ回しをしている場面に動物たちがかくれている。(絵の中に部分的にめくれる仕掛けを作る)
- 子どもたちと一緒に動物を探して遊ぶ。
- 最後にみんなで「今年もいっぱい遊ぼうね」と笑顔の場面。
4歳・5歳向き 「お正月のふしぎ探し」
- 森の動物たちが新年を迎えて「あけましておめでとう!」と挨拶を交わす。
- 動物たちはお正月になると見たりやったりする不思議なことについて話します。
- 年神様がやってきてお正月クイズを出す。(凧、こま、羽子板などの遊び方や鏡餅や初詣などについて)
- 最後にみんなでコマ遊びをして、正月遊びを楽しみます。
節分
0歳、1歳には鬼は怖いので、乳児や3歳向けの内容にまとめます。
乳児と3歳向き「おにわそと ふくわうち」
- 主人公の子どもが豆まきをする様子を描きます。
- めくると鬼が様々な場所に隠れている絵が出てきます。
- 子どもたちと一緒に「鬼はどこかな?」と探す遊びを取り入れます。
- 鬼を見つけたら「鬼は外!福は内!」と声を出します。
- 最後は福の神を探して見つける場面で終わり、みんなで喜びます。
4歳・5歳向き「節分の由来」
- 節分の由来や意味を子どもたちに分かりやすく説明する内容にします。
- めくるごとに、節分にまつわる様々な要素(豆、鬼、福の神など)が登場する仕掛けを作ります。
- それぞれの要素について、簡単な説明を加えます。
- 子どもたちに投げかけて、考えてもらう場面も入れます。
- 最後は、みんなで豆まきをして節分を楽しく過ごす絵で締めくくります。
ひな祭り
乳児・3歳向き「おだいりさまとおひなさま」
- 「うれしいひなまつり」の歌に合わせてページをめくる内容。
- 歌の内容がイメージできるスケッチブックシアター。
4歳・5歳向き「ひなまつりのひみつ」
- ひな祭りの由来や意味を簡単に説明する内容にします。
- めくると、ひな祭りに関連する物(桃の花、ひしもち、白酒など)が現れる仕掛けを作ります。
- それぞれの物の意味や由来を短く説明します。
- 最後は、みんなでひな祭りを祝う楽しい場面で締めくくります。
まとめ
保育園で体験する季節や行事に合わせたスケッチブックシアターのアイディアをまとめました。
- 情報が目で見て分かる
- 簡単な仕掛けで楽しめる
- 特別感のあるお話が作れる
スケッチブックシアターにはこのような特徴があるので、子どもたちの年齢や興味に合わせて、オリジナルのスケッチブックシアターを作ってみてください。
簡単な仕掛けと楽しいお話で、きっと子どもたちも喜んでくれるはずです。
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